名作本を買いに行ったのに、ポケモン図鑑に全部持っていかれた。子供のポケモン熱がすごい

名作本を買いに行ったのに、ポケモン図鑑に全部持っていかれた。子供のポケモン熱がすごい

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8月23日。休日だけど、特に遠出の予定はなかった。外は暑いし、かといって一日中家にいると子供たちも持て余す。そこで家族4人で、近所のTSUTAYAへ本を買いに行くことにした。

狙いは単純で、近場で済ませつつ、家に帰ってからも子供が楽しめるものを手に入れること。本ならその日の午後も夜も使えるし、暑い中を無理して遠くまで出かける必要もない。休日の過ごし方としてはかなり効率がいい。

ただ、この日の本来の目的はポケモンではなかった。上の子が普段から楽しそうに読んでいる「めいさくだいすき」シリーズを買い足すために行ったはずだった。ところが店に入ってすぐ、その予定はほぼ崩れた。

📚 本来の目的は「めいさくだいすき」の3冊目

妻が上の子のために探していたのは、西東社の「ワクワクゆめみる おんなのこの めいさくだいすき」。うちでは同じシリーズをすでに2冊買っていて、今回が3冊目になる。

上の子は最近、お話を自分でかなり読めるようになってきた。ただ文字を追うだけではなく、内容もちゃんと理解している。お風呂上がりにもこのシリーズを楽しそうに読んでいるので、妻としては「同じシリーズなら今回も喜ぶだろう」という、かなり堅い選択だったと思う。

下の子はまだ、ひらがなを読むだけでも一生懸命という段階。その意味でも、物語をしっかり読む本は今のところ上の子向けだった。

あとで西東社の公式情報を確認すると、「ワクワクゆめみる おんなのこの めいさくだいすき」は2018年発売で、全25話を収録。オールひらがなで文字も大きく、子供が自分で読みやすい作りになっている。今の上の子にはちょうどよさそうな本だった。

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ワクワクゆめみる おんなのこの めいさくだいすき

ワクワクゆめみる おんなのこの めいさくだいすき

⚡ 店に入ってすぐ、ポケモン図鑑に全部持っていかれた

ところがTSUTAYAに入ってすぐ、目立つところに「ポケモン公式ぜんこく図鑑 1996-2026」が展示されていた。

それを見た子供たちは、ほぼ即決だった。

「これにする」

早い。まだ本来買いに来た本を探してもいない。

特に下の子は、その図鑑を手にしてから店の中でずっと抱きかかえていた。まだひらがなを読むのもやっとなのに、ポケモンとなると話は別らしい。文字を全部読めなくても、ページを開けば知っているポケモンがいる。それだけで十分楽しいんだと思う。

一方、その横で妻は本来の目的だった「めいさくだいすき」シリーズを一生懸命探していた。すぐには見つからず、売り場を探してようやく発見。娘が普段から読んでいるシリーズだからこそ、ちゃんと探して買ってやろうとしていた。

俺はその光景を見ながら、だいたいこの先の展開は読めていた。ポケモン図鑑をずっと抱えている状態で、名作本まで同じ日に買ったら、今日は絶対ポケモンしか見ないだろうな、と。

それでも結局、2冊とも買った。

🔎 1025匹・448ページ。最新の公式全国図鑑は強すぎる

このポケモン図鑑について調べると、そりゃ子供が食いつくのも分かる内容だった。

オーバーラップ公式では2026年8月7日発売。1996年のシリーズ誕生から30年間で登場した1025匹を収録した公式全国図鑑で、B5判、448ページ、オールカラー、価格は2,750円。株式会社ポケモン監修、ゲームフリーク協力となっている。

タイプ、分類、高さ、重さ、特性、図鑑説明文などの基本情報だけでなく、進化の流れや50音順の索引、英語名まで載っている。大人が見てもかなりちゃんとした図鑑だ。

しかも買ったのは発売からまだ2週間ほどのタイミング。2026年はポケモン30周年でもある。店の入口付近で目立つように置かれていたら、今のうちの子供たちが素通りできるはずがなかった。

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ポケモン公式ぜんこく図鑑 1996-2026

ポケモン公式ぜんこく図鑑 1996-2026

🚗 家に着いたら、名作本だけが消えていた

買い物を終えて車に乗ったとき、買った2冊は子供たちに渡しておいた。だから家に着いたあと、「めいさくだいすき」の本が見当たらなくても、店に忘れてきたとか、途中で落としたとかいう心配はしていなかった。

俺は車に乗った時点で2冊とも子供たちの手に渡ったのを見ている。となれば、ある場所はほぼ一つしかない。

車の中だった。

ポケモン図鑑は家までしっかり連れてこられ、家に着いたら上の子と下の子で取り合い。一方で、妻が一生懸命探してようやく見つけた「めいさくだいすき」は、車の中にそのまま置き去りにされていた。

忘れ物というより、完全に子供たちの頭の中から存在そのものが消えていた感じだった。

妻はこれに相当頭にきたと思う。そりゃそうだ。上の子が普段楽しそうに読んでいるからと思ってシリーズの3冊目を探し、店でようやく見つけて買った。それが帰宅した時点で、もうどうでもいい存在みたいになっている。

ただ、名作本の選択が悪かったわけではない。普段は実際に楽しそうに読んでいる。単純に、一緒に買った相手が悪すぎた。

ポケモン図鑑と同じ日に買ったのがまずかった。これは俺も店にいる時点でだいたい読めていた。

📖 ポケモンばかりでも、俺の子供の頃よりいろいろやっている

とはいえ、「ポケモンしか見ないから困る」で終わる話でもない。

上の子は本を読むし、前より長いお話も理解できるようになってきた。下の子も、まだ文字を読むのは大変そうだけど、ひらがな自体には少しずつ触れている。家ではこどもちゃれんじのタブレット学習もする。

そこへポケモンが加わると、好きなものに対する集中力が一気に跳ね上がる。名前を覚えたり、図鑑を何度も開いたり、知っているポケモンを探したりする勢いはすごい。

俺が同じくらいの頃、ここまで本を読んだり、自分から何かを調べたり、タブレットで勉強したりしていたかと言われると、たぶん全然そんなことはなかった。

もちろん、ポケモンに夢中になりすぎて名作本を車に放置するのはどうなんだ、という話はある(笑)。それでも、今の子供たちは俺の子供の頃よりいろいろやっているし、普通にすごいとは思う。

🔥 幼児のポケモン熱は、うちだけではなかった

気になって、最近の幼児がどのくらいポケモンに夢中なのかも調べてみた。

学研教育総合研究所の「幼児白書Web版 2025年12月調査」では、4〜6歳の子供が「現在、夢中になっているもの」の全体3位がポケットモンスターだった。1位はゲーム、2位はYouTubeで、その次にポケモンが来ている。

もちろん全員がポケモンに夢中というわけではない。ただ、「幼児は図鑑が好き」「ポケモン自体もかなり強い」という二つが重なると、今回買った公式全国図鑑が強烈なのは納得できる。

うちの子供たちだけが異常にポケモン好きというより、今の子供たちの中でも相当強いコンテンツなんだと思う。

💸 GWに友人が言っていた「ポケモンは金がかかってやばい」

そういえばGWに大学時代の友人と会ったとき、ポケモンの話になったことがある。友人の子供は、上の子より一つ上の学年。年齢感もかなり近い。

その友人が、たしか「子供にポケモンは絶対覚えさせない、触れさせない。お金がいくらあってもやばい」みたいなことを言っていた。細かい言い回しまでは覚えていないが、そんな趣旨だった。

俺はそのときから、「それは分かる」側だった。

ポケモンって、ゲームを1本買って終わりではない。フレンダもある。本もある。ぬいぐるみもある。グッズもある。旅行先にポケモンセンターがあれば寄りたくなる。好きになった瞬間から、欲しいものの入口がいくつも開く。

最初から触れさせなければ、その沼に入らないという友人の考え方は、今でも普通に理解できる。

ただ、うちの場合はそもそも妻がポケモンを含めてキャラクターグッズが好きだ。子供にだけ「ポケモン禁止」とするのは現実的ではないし、たぶん妻自身が一緒に楽しみたい。

✈️ 旅行先でもポケモンセンター。すでにしっかり散財している

実際、うちは旅行へ行くと、ポケモンセンターがあればかなりの確率で寄っている。旅行の途中に入るどころか、それ自体が目的の一つになることもある。

最近だけでも仙台旅行でポケモンセンターへ行き、北海道旅行ではポケモンセンターサッポロへ行った。帰りの新千歳空港でもポケモンストアに寄っている。

北海道のポケモンセンターでは、義父が出してくれたとはいえ、普通に2万円くらい買っていた。さらに帰りの空港では、ぬいぐるみを2体買って約6,000円。こちらは俺が払った。

それでも家族として見れば、あの北海道旅行だけでポケモン関連の商品を約2万6,000円分買ったことになる。

GWの友人が言っていた「お金がいくらあってもやばい」は、かなり的を射ていた(笑)。

今回の全国図鑑も2,750円。そこだけ切り取れば一冊の本だけど、フレンダ、ぬいぐるみ、旅行先のショップ、いろいろ積み上げていくと、しっかりポケモンにお金を使っている。

❤️ 金はかかる。それでも一緒に楽しむ時間はかけがえがない

それでも、「じゃあポケモンを覚えさせなければよかった」とは思っていない。

友人の考え方は今でも分かる。最初から触れさせないという方法なら、確かに財布には一番やさしいと思う。

でも、子供が好きなポケモンを見つけて喜んだり、旅行先でポケモンセンターを一緒に回ったり、どのぬいぐるみにするか悩んだり、家に帰って図鑑を取り合うくらい夢中になったりする時間も、今しかできない体験だと思う。妻もそこを一緒になって楽しんでいる。

子供と同じものに夢中になって、家族の思い出が増えていく。そこには、お金だけでは測れない部分がある。

だから「ポケモンは金がかかるから触れさせない」という考えも分かるし、しっかり散財しながら家族で楽しんでいる今のうちも、これはこれでいいと思っている。

ただし一つだけ、今回で分かったことがある。

ピンポイントで買うものが決まっている日は、夢中になるものと一緒に購入しない方がいい。今回はTSUTAYAの展示が上手かったわけだが…。

そこだけは、たぶん今後の反省として妻と俺の意見も一致すると思う(笑)。


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