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妻の誕生日プレゼントとして注文していた本棚が、少し遅れて届いた。ニトリの「魅せて隠せるブックラック」という商品で、妻から「これが欲しい」と具体的に指定されていたものだ。
名前は本棚だが、妻が欲しかったのは本を並べるだけの収納ではない。アクリルスタンドを飾ったり、ぬいぐるみを置いたりしつつ、普段は子どもの目から隠しておける展示棚として使いたかったらしい。
俺は最初から乗り気だったわけではない。むしろ、本棚はあまり増やしたくない。ただ、誕生日プレゼントを決める場面で、そのネガティブな話から入ったら、もうプレゼントどころではない。最終的にはOKを出して購入した。
🎁 妻が前から欲しがっていた本棚
妻からは、以前からこの本棚が欲しいと聞いていた。今回、誕生日プレゼントを決めるときにも商品を具体的に指定された。
家には備え付けのクローゼットのような収納があり、すでに本や趣味のものを置く場所として使っていた。俺には、そこがいっぱいになってきたから、さらに収納を追加したいように見えていた。
好きなものを集めること自体を否定したいわけではない。ただ、収納を増やすと、そのぶん中身も増えていきやすい。俺はどうしても、家具を置いたあとの管理まで考えてしまう。
普段なら「本当に必要か」「今ある場所に収まらないのか」と先に言っていたと思う。妻も、普通に頼んだら俺が渋ると分かっていたのかもしれない。誕生日プレゼントとして指定されたら、こちらも正面から否定しづらい。たぶん俺が勝手にそう考えているだけだけど。
🗄️ 「見せる」と「隠す」を一台で切り替えられる
購入したのはホワイトウォッシュ色。ニトリ公式によると、サイズは幅90.5×奥行37.5×高さ90.5cm、重量は約30.5kg。公式の組立時間は60分となっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 魅せて隠せるブックラック(WW) |
| サイズ | 幅90.5×奥行37.5×高さ90.5cm |
| 重量 | 約30.5kg |
| 公式組立時間 | 60分 |
| 価格 | 10,990円 |
前面にはスライド式のディスプレイラックがあり、左右へ動かすと奥の棚を開ける側が切り替わる。飾りたいものは手前へ置き、見せたくないものは奥に収納できる。棚板も細かく高さを変えられ、公式ではコミック約400冊分の収納をうたっている。
妻の目的は、まさにこの「飾れるけれど、普段は隠せる」という部分だった。完全に鍵をかける棚ではないが、アクリルスタンドやぬいぐるみをそのまま出しておくよりは、子どもの視界に入りにくくできる。
記事作成時点の価格は10,990円。ニトリ公式と楽天市場のニトリ店は同じ価格で、楽天側はメーカー直送・送料無料だった。キャンペーンやポイント還元も重ねられるため、今回の条件なら楽天市場店で買うメリットが大きかった。
📦 約30kgの箱を、そのまま2階へ運んだ
届いた箱は、口コミどおりかなり重かった。公式重量は約30.5kgなので、持った感覚が重いのも当然だ。
今回は梱包された状態のまま、一人で2階の寝室まで運んだ。そこで開梱し、そのまま設置する場所の近くで組み立てを始めた。完成してから約30kgの家具を移動させるより、このやり方で正解だったと思う。
箱を開けると、当然ながら中身は重い板ばかりだった。傷を付けたり、床へ角をぶつけたりしないよう、急がずに部品を確認しながら並べていった。
俺は梱包に使われていた段ボールを床に敷いて作業した。これでも問題はなかったが、床や板への傷をより確実に避けたいなら、作業用のマットや厚手の敷物を用意したほうが安心だと思う。

🔧 工具はプラスドライバーだけ。開梱から片付けまで約2時間
組み立てに使った工具は、普通のプラスドライバーだけだった。電動ドライバーがなくても最後まで組み立てられた。
少し力が必要だったのは、木の出っ張りのパーツ、いわゆる木ダボを差し込むところだ。手で押し込むのが難しい場合は、板を傷付けにくいゴムハンマーがあると楽だと思う。
作業そのものが極端に難しいわけではない。ただ、板が重いので、向きを変えたり持ち上げたりするたびに慎重になる。間違えて戻すことにならないよう、説明書を一つずつ確認しながらかなりゆっくり進めた。
公式の組立時間は60分だが、口コミでは一人で1時間半前後という声を見かけ、楽天のレビューにも約2時間かかったという投稿があった。俺も、開梱、部品確認、組み立て、段ボールや発泡スチロールの片付けまで全部含めて約2時間だった。
急がず、傷を付けず、間違えずに終えられたことを考えれば、だいたい口コミどおりだったと思う。
👀 スライドさせると、奥の棚を開ける側が変わる
完成すると、商品名の意味がよく分かる。正面のディスプレイラックを左右へ滑らせると、奥の棚を開ける位置が入れ替わる。
手前のラックには表紙を見せたい本や小物を置けるし、奥には普段見せなくていいものをまとめて収納できる。普通の扉付き本棚よりも、ディスプレイ棚として使う意図がかなり強い。

反対側へ動かすと、見た目もかなり変わる。前面のラックが収納と展示を兼ねているため、床面積を大きく増やさず、見せる場所と隠す場所を作れるのが特徴だ。

妻の趣味の中身には妻のプライバシーもあるので、物を入れたあとの写真は載せない。ただ、実際に試しに入れてみたところ、使い心地に問題はなく、入れたかったものは全部収まった。
👧 妻が収納する時間を作り、子どもには一度だけ見せた
組み立てが終わったあとは、妻が一人で中身を整理できる時間をすぐに作った。俺が子どもを実家へ連れて行き、その間に妻がアクリルスタンドやぬいぐるみなどを棚へ入れていった。
家に戻ったころには、入れたかったものがすべて収まり、妻は大満足だったようだ。プレゼントとしては、これ以上分かりやすい成功もない。
この本棚には鍵やチャイルドロックが付いているわけではない。子どもが自分で開けようと思えば開けられる。中身が気になるようだったので、一度だけ見せてあげたうえで、「勝手に開けない」と約束した。
一度見て満足したのか、その後は気にしながらも約束を守れているようだ。完全に触れないようにする家具ではなく、見えにくくしたうえで家庭内の約束も合わせて使っている。
⚠️ 設置してから気になったのは、上部の角
高さは約90.5cmで、背の高い本棚ではない。寝室に置いており、子どもが本棚の前で長く遊ぶ場所でもないため、今のところ壁への転倒防止固定はしていない。これは設置場所を見たうえでの我が家の判断だ。
ただし、実際に置いてみると、天板の角がちょうど子どもの顔付近に来る。上部の角は尖っているので、転倒よりもまず、ぶつかったときのほうが気になった。
ここはコーナーガードなどで対策したいと思っている。家具は完成した時点で終わりではなく、実際の生活動線に置いてから気づくこともある。
📚 買った瞬間に、捨てる日のことまで考えてしまう
妻が満足している一方で、俺は今でも本棚を増やしたくない。
以前読んだリベ大の記事では、本棚は場所を取るだけでなく、掃除、本の処分、引っ越しなどにも管理コストがかかると整理されていた。俺の頭も、だいたい同じ方向へ動く。
家具は買って運び、組み立て、設置するところまでは早い。ところが、いつか中身を減らすことになれば、こつこつ入れてきたものを一つずつ選別して処分しなければならない。そのあと、この約30kgの本棚を分解し、2階の寝室から下ろし、自治体のルールに沿ってゴミに出すところまで残っている。
もちろん、買ったばかりの本棚を捨てる予定などない。それでも俺の頭には、購入した瞬間から最後の搬出まで映ってしまう。だから、収納家具を増やす話になると、どうしても最初にネガティブな意見が出る。
この話を妻の誕生日プレゼントを決めるときに全部言ったら、もう誕生日プレゼントどころではない。今回は胸の内にしまって、OKを出した。
😊 本棚への考えは変わらない。でも今回は買ってよかった
今回の本棚を置いたからといって、俺が「収納家具は多いほどいい」と考えるようになったわけではない。今でも、できるだけ本棚は増やしたくない。
それでも、妻が前から欲しかったものを誕生日プレゼントとして選び、実際に使って大満足している。アクリルスタンドやぬいぐるみも全部収まり、子どもとは開けない約束ができ、今のところ狙っていた使い方ができている。
プラスドライバー一本で一人でも組み立てられ、開梱から片付けまで約2時間。重さには注意が必要だが、作業自体は説明書どおり慎重に進めれば難しくなかった。
俺の頭では将来の処分まで見えてしまうが、それはそれ。誕生日プレゼントとして妻がこれだけ喜んだなら、今回はこれでよかったと思う。
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