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8月31日。いよいよ夏休み最終日になった。
最後にどこへ行こうかとなって、家族4人で群馬県立自然史博物館へ行くことにした。今回の目的は、開催中だった開館30周年記念企画展「北米ジュラ紀の恐竜たち」。下の子が最近かなり恐竜に興味を持っていて、リザードンみたいな大きくて強そうなものも好きらしいので、これはちょうどいい。
この博物館には1年ほど前にも来ている。そのときは下の子がほとんど抱っこで、展示を見るより「重いな……」という記憶の方が強いくらいだった。今年は同じ場所に来たことで、展示だけではなく子供たちの1年の変化までよく見えた。
🦖 夏休み最終日、恐竜を見にもう一度群馬県立自然史博物館へ
11時ごろ家を出発。途中で昼食を済ませて、14時前には博物館へ入った。
8月31日は月曜日。本来なら群馬県立自然史博物館は月曜休館だが、2026年8月は夏休み期間として1日から31日まで毎日開館していた。夏休み最終日の月曜日にも普通に入れたのはありがたい。
夏休み中とはいえ平日だったため、館内はかなり見やすかった。駐車場には県外ナンバーも結構あり、わざわざ遠くから来る家族も多い施設なんだなと思う。週末の口コミでは混雑したという話も見かけるので、今回の空き具合は平日だった影響が大きそうだ。


🎟️ 「こんなに高かったっけ?」と思ったら企画展料金だった
最初に少し驚いたのが観覧料だった。券売機を見ると一般1,300円。
去年も来ているし、県立の公共施設だからもっと安かった記憶がある。「最近のインフレで博物館までこんなに高くなったのか?」と一瞬思った。

帰ってから公式情報を確認すると、今回は企画展開催中の料金だった。2026年の「北米ジュラ紀の恐竜たち」開催期間は一般1,300円で、企画展がない常設展のみの期間は一般510円。値上げしたというより、特別展示込みだから高く見えたということだった。
しかも中学生以下は無料。家族4人で行っても支払ったのは大人2人分の2,600円だけだった。企画展と常設展を合わせて2時間半ほど楽しめたので、内容を考えれば普通に納得できる料金だと思う。
※料金・開館時間・企画展の開催期間は、2026年8月31日時点の群馬県立自然史博物館公式情報を確認して記載している。
🦕 「北米ジュラ紀の恐竜たち」は部屋いっぱいの骨格展示が圧巻
今回のお目当てだったのが、開館30周年記念企画展「北米ジュラ紀の恐竜たち」。前期は7月18日から9月13日までで、ちょうど夏休みのど真ん中だった。入口には「観覧者5万人達成」の飾りまで出ていて、かなり人気があるのが分かる。

公式サイトを調べると、企画展ではジュラ紀後期の北アメリカをテーマに、アロサウルス、ステゴサウルス、ディプロドクスなどを展示。さらに、アメリカのインディアナポリス子ども博物館の全面協力で、研究プロジェクト「Mission Jurassic」によってワイオミング州で発掘された恐竜などの化石も日本初展示されている。
こう書くとかなり本格的だが、幼い子供と一緒なので、我が家は説明を一枚ずつ読んで回るような見方はしていない。それでも、展示室の端から端まで伸びるような大型の骨格は、入った瞬間に「これはすごい」と分かる。今回一番印象に残ったのもここだった。


ディプロドクスの説明パネルには体長25m前後とある。そりゃ部屋いっぱいになる。

巨大な骨格を見た子供から出てきた感想は、
「パパより大きいね!」
いや、全然大きいじゃん。比べる対象がパパなのか(笑)。
まだ企画展を学術的に理解して楽しむような年齢ではないし、見当違いな感想も普通に出てくる。でも、大きさに驚いて、恐竜を見て楽しめたなら今はそれでいいと思う。全部の説明を理解することを目標にしてしまうと、子供と博物館へ行く方が疲れてしまう。
🎨 ぬりえは持ち帰り。企画展の楽しみが家まで続いた
企画展ではインディアナポリス子ども博物館のオリジナルぬりえも配っていた。アルファベットごとに恐竜が並ぶ「DINOSAURS A to Z」で、会場には配布期間まで案内されていた。


今回はその場で塗るのではなく持ち帰り。翌日から幼稚園なので、週末に家で塗る予定にした。博物館で見た恐竜をそのまま家でもう一度楽しめるのはいい。
👀 小さい子は「読む」より「大きい・動く・触れる」で十分だった
子供と博物館へ行くと、説明を読ませたり、何か覚えて帰ってほしくなったりする。でも今回あらためて思ったのは、小さいうちはそこまで欲張らなくていいということだった。
群馬県立自然史博物館は、恐竜だけでなく化石や動物の剥製など、実際に触れられる展示もある。常設展の公式案内でも、世界中から集めた標本に触れて調べられる「ダーウィンの部屋」などが紹介されている。文字を全部読めなくても、触って、大きさを感じて、音を聞くだけで遊び方が成立する。


中でも下の子が一番ハマっていたのは、常設展のティラノサウルスだった。巨大な模型が動いて音まで出る。ここは前からある展示だが、今回はかなり長い時間ずっと見ていた。


結果的には常設のティラノサウルスが大当たり。こういうのでいいんだと思う。「企画展に来たんだから企画展を全部理解しよう」ではなく、その日に本人が気になった場所で好きなだけ止まればいい。
🧠 自然史クイズは「ビギナー」でも普通に分からない
館内にはタッチパネル式の自然史クイズもある。画面には恐竜の「ビギナー編」と書いてあったので、軽い気持ちでやってみた。

ところが、これが大人でも普通に分からない。写真の問題も「この中で竜脚類ではない恐竜はどれ?」という内容で、展示をなんとなく歩いただけでは答えられない。
たぶん館内をじっくり見て、説明まで読んで回って初めて答えられるレベルになっている。子供向けだから簡単という感じではなかった。今回の我が家はそこまで腰を据えて見学していないので、「こんなの分からん(笑)」となったが、もう少し大きくなれば展示を見る目的にもなりそうだ。
🎬 45分ほどの映像展示は、結果的に座って休める時間にもなった
企画展には恐竜発掘を扱ったディスカバリーチャンネル系の映像展示もあり、これも見ていくことにした。上映は45分くらい。
今回の企画展自体が、ワイオミング州での「Mission Jurassic」の発掘・研究とつながっているので、恐竜の骨を見るだけではなく、実際にどう発掘して研究しているのかまで映像で見られるのは面白かった。
さすがに幼い子供が45分ずっと集中するのは難しく、途中から少し飽きてきた。それでも周囲に迷惑をかけるような感じにはならず、最後まで座っていられたのでよかった。親としても歩き回ったあとに座れるので、結果的には休憩時間にもなった。
映像の時間まで少し空いたので、その前に自動販売機コーナーへ。アイスクリームや飲み物を買って休憩した。公式案内でも展示室内は飲食禁止だが、中庭と自動販売機コーナーでは飲食できることになっている。今回は平日で席も空いていて困らなかった。
口コミを見ると、休日や連休では館内や売店が混んだという体験談もある。今回のように休憩スペースまで余裕があったのは、夏休み最終日でも平日だったからかもしれない。
😨 去年は平気だったガラス床を、今年は少し慎重に歩いていた
常設展を回っていて、上の子がガラス床を少し慎重に歩いているのを見て、去年のことを思い出した。
去年はまったく気にしていなかったはずなのに、今年は下が見えることを少し警戒している。怖がって進めないほどではないが、「ここはガラスなんだ」と理解している感じがあった。
口コミを調べると、このガラス床を怖がった子供や、動くティラノサウルスを怖がって抱っこになった幼児の体験談は実際に見つかる。我が家の子供たちは恐竜を怖がることはなかったが、上の子の反応を見ると、いろいろ分かるようになったからこそ慎重になることもあるのかもしれない。
一方で、漢字はまだ読めなくても、以前より自分が好きな展示の前で時間を使うようになった。去年より少し「自分で博物館を見る」ようになっていて、そこにも成長を感じた。
🏃 去年はずっと抱っこ。今年は一度も抱っこにならなかった
今回一番大きな変化は下の子だった。
1年前に来たときは、ほとんどずっと抱っこ。少しは展示に興味を持っていたと思うが、親としてはとにかく抱っこで館内を回るのがしんどかった思い出が残っている。
それが今年は一度も抱っこにならなかった。幼稚園とスイミングで鍛えられているせいか、14時前に入って16時30分ごろまで、自分の足で普通に歩き切った。しかも今回は「下の子が好きな恐竜を見に来た」と言えるくらい、本人がちゃんと展示を楽しんでいた。
子供連れでこの博物館へ行くなら、俺としては自分である程度歩けるようになってからの方が親は圧倒的に楽だと思う。もちろん年齢だけでは決められないし、ベビーカーの貸し出しもある。ただ、去年と今年を両方経験した俺には、この差がものすごく大きかった。
抱っこしなくていいのは本当に楽。でも、いつの間にか抱っこを卒業してしまうのは寂しい、とよく聞く。上の子も最近はめっきり「抱っこして」と言わなくなった。下の子まで普通に一日歩けるようになったのを見ると、楽になった反面、本当にそういう時期が終わりつつあるのかもしれない。
🛍️ 最後はミュージアムショップで恐竜グッズ
展示を見終わったらミュージアムショップへ。博物館らしく、恐竜や自然史にちなんだグッズがかなり多い。
上の子は恐竜のLaQ。下の子は「ジュラシック・ワールド」のシールブックと、恐竜柄のおはしを選んだ。

展示を見てテンションが上がったあとに恐竜グッズが並んでいるので、まあ欲しくなるよね。
公式の開館時間は17時までで、最終入館は16時30分。今回は16時30分ごろ博物館を出たので、昼過ぎからでも約2時間半しっかり遊べた。
🍔 16時30分に出発。最後は久しぶりのバーガーキングで夏休み終了
博物館を出た時点ですでに16時30分ごろ。帰ってから夕飯を作るには少し遅くなってしまったので、そのまま外で食べて帰ることにした。
妻の希望は「久しぶりにバーガーキングへ行きたい」。ということで夕飯を済ませて帰宅。夏休み最終日まで出かけたわりには、帰宅後はいつもの夜に戻れて、次の日からまた幼稚園の平常運転に入れた。
✅ 子供におすすめできる? 俺は「自分で歩けるようになった頃」が一つの目安だと思う
群馬県立自然史博物館は子供におすすめかと聞かれたら、結局はその子による。ただ、恐竜や動物、大きな展示が好きなら、多くの子は何かしら気になるものを見つけられると思う。
口コミでは、動くティラノサウルスやガラス床を怖がった小さい子もいる。一方で、我が家の下の子のように動いて音が出る恐竜にずっと張り付く子もいる。同じ展示でも反応は真逆になる。
だから「何歳なら楽しめる」と決めるより、恐竜や動物に興味があるか、自分で館内を歩けるかで考えた方が分かりやすい。抱っこ中心になると親の負担はかなり大きい。去年それを経験したからこそ、今年は本当に楽だった。
そして今回は、博物館そのもの以上に、同じ場所へ1年ぶりに来たことで子供の成長がよく分かった。去年は抱っこだった下の子が、自分のために来た恐竜展示を自分の足で回っている。上の子も、何も気にしていなかったガラス床を慎重に歩き、好きな展示では自分から足を止めるようになった。
企画展を全部理解できなくても、「パパより大きいね!」で十分。夏休み最後の日に、今の年齢なりの楽しみ方で博物館を回れたのが一番よかった。
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