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前回の続きだ。妻がポケモンZ-Aのサントラを5枚組のCDで買ってきて、「iPhoneで聴けるようにして」と頼まれたはいいものの、家に残ってたCDドライブは2013年製の化石ノートだけ。取り込みに失敗して詰んで、結局「CDレコは買わない。外付けDVDドライブは実家にあるはずだから、今度取りに行く」と締めたのが前回だった。今回はその後日談になる。
🚗 実家で諸用ついでに、外付けDVDドライブを回収してきた
近いうちに行くと言っていた実家に、ようやく行ってきた。いくつか諸用を済ませつつ、本題の外付けDVDドライブを探す。
結論から言うと、あっさり見つかった。実家のPCデスクの引き出しに、普通に入っていた。前回さんざん「どこいったんだ」と家中を探し回ったのが嘘みたいに、すんなり回収完了だ。
そして、なんで実家に置いてあったのかも思い出した。スキャナーのドライバをインストールするために、ドライバDVDを読み込む必要があって、それでこのドライブを実家に持って行ったんだった。用が済んだあとそのまま置いてきた、というわけだ。前回の「実家に置き忘れたかも」の正体はこれ。自分でまいた種を自分で回収した格好で、なんともすっきりした。
🍜 冷たいうどんを食べに「麦屋」へ向かうも、まさかの臨時休業
実家の用が済んで、そのまま母と昼飯を食べに行くことにした。とにかくこの日は暑くて、頭の中はもう「冷たいうどんが食べたい」でいっぱいだった。
せっかくなので、母がまだ行ったことのない「手打ちうどん 麦屋」に連れて行くつもりだった。ここは人気で混む店だから、10時30分の開店に合わせて、早めに11時ちょっと前に着くように向かった。これで並ばずに入れるはず、と算段して。
ところが、店の入口に「臨時休業」の張り紙。定休日は火曜で、この日は水曜だから当然やってると思い込んでいたのに、まさかの臨時休業だ。二人して「マジかー」と声が出た。まあこういう日もある。「また今度な」と気持ちを切り替えて、次の店を探すことにした。
🍣 母の提案で深谷の「章寿司」へ。1100円の握りが圧倒的だった
さてどうするか、となったところで、母が「近くに章寿司があるよ」と提案してくれた。母は習い事の集まりなんかで時々使っているらしく、勝手を知っている様子。俺はこの店、入るのは初めてだった。深谷にある、いかにも町のお寿司屋さんという趣のいい店だ。
二人ともランチメニューの「ランチにぎり寿司」を注文した。値段は1100円。職人さんがちゃんと握ってくれる寿司で、この値段は圧倒的なコスパだ。



食べてまず驚いたのが、回転寿司とは明らかに違うということ。見た目以上に、シャリがぎゅうぎゅうに詰まっている。ネタの切り身がシャリを上から包み込んでくれる感じがあって、いつも食べてる寿司とは口の中での一体感がまるで違う。スーパーで買う「ネタが小さいのに分厚い」寿司とは、完全に真逆の握りだった。
特に良かったのがサーモンとタコ。サーモンは、旬じゃないはずなのにちゃんと甘みがあって旨い。タコはやわらかくて甘くて、それでいて噛みきれないような硬さは一切ない。歯応えはちゃんと感じられるのに、するっと噛みきれる。あの絶妙な薄さは、まさに職人の技だなと素直に感心した。
サラダ、お新香、味噌汁、茶碗蒸しまで全部付いてこの値段。量もしっかりあって、これだけ食べられて1100円なら大満足だ。予定していた麦屋は振られたけど、代わりに当たりを引けた。母の馴染みの店に助けられた形だ。
💻 持ち帰ったドライブでMacの環境を整えて、妻用のアカウントを作った
家に帰って、いよいよ本題。回収してきた外付けDVDドライブを使って、CD取り込みの環境を整える。
うちの事業用パソコンはMacBook Airも使ってる。普段は俺が仕事で使ってるけど、必要なときは妻も使えるように、このMacBook Airに妻用のアカウントを新しく追加した。夫婦それぞれのApple IDはもう作ってあるし、妻もiPhoneユーザーだから、Macとの親和性はまったく問題なし。やることは実質「PCにアカウントを一つ足すだけ」の作業で、あっさり終わった。
📀 一回やり方を見せたら、妻は5枚組を一人で取り込んでいた
昔、iTunes時代にWindowsでiPhoneを同期していた頃の記憶が、正直あまり良くない。同期はいつももっさりしてたし、アプリ自体がめちゃくちゃ重かった。当時、そんなに性能の悪いPCを使ってたわけでもないのに、だ。あのイメージがあったから、今回もどこかで身構えていた。
ところが、MacとiPhoneの組み合わせだと拍子抜けするくらいスムーズだった。取り込みも、iPhoneへの同期も、あの頃のもたつきが嘘みたいにサクサク進む。同じ「CDを取り込んでスマホに入れる」作業なのに、環境が変わるだけでこんなに違うのかと思った。
そして俺が一回だけやり方を見せたら、妻はすんなり覚えて、あとは一人でどんどん取り込み作業を進めていた。ポケモンZ-Aのサントラは5枚組だったから、嫌でも練習の枚数は稼げたと思う。おかげで、次からは妻が自分だけで完結できるようになった。
こうして「iPhoneで聴けるようにして」という最初のミッションは、無事に完了した。妻は「ありがとう」と言ってくれた。頼まれごとを片付けられて、素直にほっとした。
📝 慌ててガジェットを買わなくて、本当によかった
振り返ってみると、前回CDレコを買わなかった判断は、結果的に正解だった。外付けDVDドライブは実家にちゃんとあったし、いざとなったら買おうと思っていたブルーレイドライブも、今回は買わずに済んだ。あのとき勢いでCDレコをポチっていたら、いま頃それは家の片隅で眠っていたはずだ。
それに、CDレコという「モノ」を買う代わりに、俺は妻に「取り込みのやり方」を渡した。これで次からは、俺がいちいち手を動かさなくても、妻が自分で好きなCDを取り込める。物を一個増やすより、こっちのほうがずっと身軽だし、長い目で見て得だと思う。
便利なガジェットを一個買えば全部片付く——それはいつだって簡単な選択肢だ。でも、その前に一回だけ立ち止まって「今あるもので何とかならないか」を考えてみる。すると案外、何とかなることは多い。今回の俺みたいに、実家にちゃんと道具が眠っていたりする。
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