ちょっと前に葬送のフリーレンを見て、完全にハマってしまった。アニメを見終わって漫画も現在発売している15巻まで全部買った。久しぶりに「これは当たり」と思えた作品だ。
📺 きっかけは金曜ロードショーの2時間スペシャル
2023年秋のアニメスタート時に、金曜ロードショーで初回2時間スペシャルとして放映された。妻が気になっていたみたいで、そこで知った。
視聴スタイルはAmazon Prime VideoとテレビのHDR録画の組み合わせ。2週分溜まってしまった時はPrime Videoで見れるところまで追いかけて、最新話はテレビ放送の方が早かったのでそちらで見るという感じだった。
久しぶりにアニメを楽しめた。昔みたいに漁って見ることはしなくなっていたので、新鮮だった。
😢 1話・2話が刺さりすぎた(ネタバレあり)
特に1話と2話は初めて見たときに刺さった。
1話は、長寿族のエルフであるフリーレンが、人間である勇者ヒンメルの死に直面するシーン。寿命が短いとわかっていながら、あっという間に月日が経ってしまい死別してしまったことを後悔する。
社会人になってから、月日の流れる体感速度が上がっていて、何もしない恐怖を感じることがある。フリーレンにならないようにしたいと思っていて、親が亡くなる時に後悔しないよう孝行するようにしているのは、このシーンの影響があるかもしれない。
2話は僧侶ハイターが死について語るシーン。晩年になって前より死ぬのが怖くなったと言う。俺の年齢ですらそう感じることがある。30歳前くらいまでは「死ねば無に還るだけ」という感覚だったが、最近は違うと思う。
ハイターのセリフで特に刺さったのがこれだ。
「私がこのまま死んだら、彼から学んだ勇気や意志や友情や、大切な思い出までこの世からなくなってしまうのではないかと。」(出典:葬送のフリーレン 1巻)
何となく生きていくのも悪くないけど、身の回りの人との繋がりや思い出をたくさん作って共有したいという欲望が増えた気がする。
📚 アニメも漫画も完成度が高い
現在15巻まで発売されていて、全部買った。文字で読むと感慨深いシーンが印象に残る。アニメも漫画のシーンをよく再現できていて完成度が高い。どちらも好きで、どちらかを選べと言われたら困る。
📖 フリーレンが人生観を変えるきっかけになった
2020年から3年間くらいはお金に関する本をがむしゃらに読んでいたのだが、フリーレンを見た頃から自分の生き方や死生観について学ぶ本を読むようになった。丁度その年は会社員を辞めた転機の年でもあった。漫画が人生を変えるきっかけになるとは思っていなかったが、意外とそういうものかもしれない。
特に印象に残っているのがこの3冊だ。
『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス著):「一刻も早く経験にお金を使う— 喜びを先送りしない」「やりたいことの賞味期限を意識する— チャンスを逃さない」「人生最後の日を意識して行動する— 死を自覚して行動する」。お金を使い切って死ねというだけの単純な話ではない良書。
『幸福のための人間のレベル論』(藤本シゲユキ著):人間を4ステージ9フィールドで分類。自分を満たせるのは自分だけと理解し、自己肯定感を高めることで幸せを自分で作り出せるようになる。原因自分論で物事の原因を自分で見つけ、人をコントロールしようとしないという考え方。世間体や他人の評価から解放されるきっかけになった。
2冊とも「意識的な選択が豊かさを決める」という点で共通している。
加えてスティーブ・ジョブズの有名な言葉が印象に残っている。
「もし今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?」と、毎朝鏡に映る自分に問いかけるというものだ。数日間その答えに納得できない行動が続くなら、行動を見直すべきらしい。
これは少し厳しすぎる気もするけど、たまには参考にしたい。そこまでストイックには生きられないけど、ときどき自分を見直すきっかけにはなる。
📝 普段アニメを見ない人こそおすすめ
葬送のフリーレンというタイトルを最初に聞いた時、仲間を看取っていく話だと勘違いした。実際は「魔族を葬送しまくっているフリーレン」という解釈が正しいアクション漫画だ。
ただ所々に考えさせられるシーンがある。面白さと悲しさと感慨深さ、全部楽しめる作品だと思う。普段アニメを見ない人にも特におすすめできる。子供が小学生くらいになったら、一緒に見たいと思っている。
サンデーのHPで漫画の1.2話が無料で公開されているので、気になった方はどうぞ。
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