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📧 Claudeから届いた一通のメール
7月20日、Claudeから一通のメールが届いた。
「Fable 5 moved to usage credits on July 20.」
……Fableが従量課金制になってしまった。
俺は仕事のほぼ全部(税務、会計、カスタマーサポート、ブログ)でClaudeを使っているので、これは他人事じゃない。最初に思ったのは「chatGPTに乗り換えたほうが費用負担が少ないんじゃないか?」だった。新しく公開されたchatGPTのAIもかなり賢いと聞いていたし、あっちは月額課金で使える。
結論から言うと、数日間実測しながら調べた結果、現時点の本線はClaudeのMax 5x。ただしChatGPT Plusとの2本立て案も捨てがたくて、いま追加検証中だ。その検討過程を全部書く。同じことで悩んでいる人の参考になれば。
💸 何が起きたのか:Fable 5の従量課金化
整理するとこうだ。
- AnthropicはFable 5のプロモーション期間を終了
- Max / Team Premiumプランの人は今までどおり追加料金なし
- Pro(俺)は、1回きりの$100クレジットを使い切ったら従量課金
- Fable 5の単価は入力$10/出力$50(100万トークンあたり)
「サブスクが全部従量課金になった」わけではなくて、Proの月額と通常の利用枠はそのまま。Fableだけが枠の外に出た、という構図だ。
🤔 ChatGPTに乗り換えれば安いのでは?
例の「新しいChatGPTのAI」の正体はGPT-5.6だった。フラッグシップのSol、半額で実用十分なTerra、最速最安のLunaという3段構成。単価を並べるとこうなる。
| モデル | 入力(/1M tok) | 出力(/1M tok) |
|---|---|---|
| Claude Fable 5 | $10 | $50 |
| GPT-5.6 Sol | $5 | $30 |
| GPT-5.6 Terra | $2.50 | $15 |
| GPT-5.6 Luna | $1 | $6 |
単価だけ見れば、最上位のSolですらFableの半額。コスパならGPT-5.6の圧勝に見える。しかもそのSolは、月3,000円のChatGPT Plusの枠内でそのまま使える(推論レベルMedium/High選択時)。SolとFable 5はベンチマーク上ほぼ互角らしいので、ProだとFableが枠外になるClaudeとは対照的だ。同じ$20で比べると、構造的にPlusが優位に見える。
……なんだけど、ここで即乗り換えとならなかったのには理由がある。
⏱️ それでもFableを手放せない理由:「書き忘れ」問題
俺がFableを評価しているポイントは、ベンチマークの点数じゃない。
細かいことを書き忘れてもFableは把握してくれるじゃん? という一点だ。
Opus(Claudeの一つ下のモデル)だと、前提を書き忘れるととんでもない回答が出てくることがある。相続とか会計みたいな複雑なテーマだと特に。間違った回答を直すための往復が1回発生するだけで、数分〜数十分が飛ぶ。
つまり俺にとってのFableの価値は「賢さ」というより「修正往復が減る=時短」なんだよな。自営業は時間がそのまま金なので、時短の観点からしたらMax 5xかMax 20xしかない、という結論になった。
じゃあもしMaxにして使える量が少ないと感じたら? そのときはChatGPT Plus(月20ドル、Codex込み)を追加かなって感じ。ただ月20ドルは払い過ぎかもしれないけど。……というのが検討当初の頭の中。ちなみに調べて分かったが、Codexに単独の料金プランはなく、ChatGPTの各プランに利用枠が含まれる方式だった。
🧪 数日ガチで使った実測:$50溶けた
判断材料が欲しかったので、もらった$100クレジットで数日間普通に仕事をしてみた。しかもなるべくOpusを使って、Fableは要所だけに抑えてだ。
結果:数日で$50消えた。
このペースが続けば月$200は軽く超える。Max 20x($200)の月額に届く勢いで、一瞬「これ20x一択では?」と思った。
ただし冷静に振り返ると、この期間は物販の真贋資料作成など、普段より重く使用した感じだった。平常時なら週$20〜25くらいに落ち着くはず。それなら5xの枠で受けられる公算が高い。
🔍 Max 5xの仕組みを調べた
Max 5x(月$100)でFableがどう使えるか。調べて分かった仕組みはこう。
- 週次の利用上限のうち、最大50%までFableに使える
- この枠は毎週リセットされる(月の使い切りではない)
- 50%を超えたら「残りをOpusで消化」か「クレジットで従量継続」の二択
- 別枠で5時間ローリングのセッション制限もある
具体的なトークン数は非公開なので、正確な残量は契約後に使用状況画面で実測するしかない。ここはちょっと不親切だと思う。
📅 クレジットの期限で最後の戦略が決まった
移行前、「クレジット残しておいた方が得策だよね」と思っていた。Maxに移行しても超過分の保険になるから。
ところがメールをよく読むと、クレジットの有効期限は9月17日、未使用分は返金不可。つまり温存して使わないままが一番損なパターンだった。
なので最終的な移行プランはこうした。
- 残高が尽きるまではProのまま、Fableはクレジットで使う(月額$20で済む)
- 残高$10前後になったらMax 5xへ移行(プラン変更は日割りなのでいつでもOK)
- 移行後に残ったクレジットは超過時の保険。9月に入って余りそうなら重い作業に贅沢に使って回収
⚖️ 対抗案:Pro+Plusの2本立て(計$40)
そこで最後まで残った対抗案が、構築済みワークフローがあるClaude Proはそのままに、判断系の壁打ちだけPlusのSolに投げる「Pro+Plusの2本立て(計$40)」だ。Plusの枠で収まるなら、Max 5x($100)の半額以下で済む。
ただし不確定要素が2つある。
- PlusのSol枠が俺の使用量を受け切れるか(上限に達するとGPT-5.4 Thinking miniに自動で落ちる)
- Claudeは俺の事業の文脈(Projectsの指示書や過去のやり取り)を自動で補完してくれるが、ChatGPT側ではゼロから説明することになる。皮肉なことに「書き忘れ問題」が逆に悪化するかもしれない
✅ 現時点の結論:本線Max 5x、ただしChatGPT Plusの実験を挟む
というわけで着地は「本線Max 5x、ただしChatGPT Plusを実際に試してから最終決定」。ちょうどChatGPT Plusの無料オファーが届いていたので、実験コストは実質ゼロで済む。結果は続編で書く。
Max 5xに行く場合の運用ルールも決めてある。
- Fableの出番は「判断」に限定(複雑な相談・資料の監査など)。定型作業や記事のデプロイはOpus/Sonnetで十分
- 重い作業は週の前半に寄せる。枠切れしても週後半をOpusで刈り取れば追加費用ゼロ
- Spending Cap(課金上限)を設定しておく。想定外の請求爆発を防ぐ保険
AIの料金体系は本当に変化が速い。この記事の単価やプラン内容も、読んでいる時点では変わっている可能性があるので、契約前は公式の最新情報を確認してほしい。
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